東建コーポレーション 静岡支店(静岡市葵区)/ホームメイト

きまぐれ、オレンジロード

Buongiorno!『どんまい!マインド』です。


今、静岡支店仲介管理部の片隅にみかんの箱が置いてあります(もちろん中身あり(*´ー`*) )。この時期の“おいしい”風邪予防として、体調管理に一役も二役も買っております。


静岡は愛媛、和歌山に次ぐみかんの生産地で、固有種も多く、静岡市生まれで静岡みかんの代名詞「青島温州」、静岡市清水区生まれの「太田ポンカン」同じく清水区の「清見(きよみ)」、名前からして静岡市生まれの「スルガエレガント」などなど、大きさ、味、汁気、色、形などさまざまな個性のみかん達が店先を彩っております。



お袋の実家は清水区の由比にありまして、みかん農家です。お袋が子供の頃は、みかん農家は非常に儲かっていたようで、収穫時期になると東北地方から出稼ぎにくる人もいた位です。そんな、この地域の大事な特産品「みかん」を守るために、この地域独特の、そして子供に嬉しい制度がありました。それは、【害虫駆除】


写真のゴマダラカミキリは幹に侵入し、放っておくとみかんの木が枯死してしまうという、みかん農家にとっては天敵。そこで由比農協では、この虫の屍骸を1匹5円で買い取ってくれるのです。子供にとって昆虫採集は楽しい遊び、しかもそれでお金になる(⌒o⌒)¥。というわけで、由比の子供は夏になるとせっせとカミキリ虫を取りに野山を駆け回ってε=┌( ・_・)┘おりました。
僕も小学生になり、由比の家に遊びにきた時その話を聞き、『コレは(◎д◎/』と参戦決定。まずは手本を由比の兄ちゃんに見せてもらいました。あごが強い虫ですので、咬まれたらかなり痛い。しっかり軍手をして、手づかみで捕まえる。虫カゴいっぱいにとってから帰宅。そして、買い取ってくれるのは屍骸ですので、片っ端から胴体と頭部を引きちぎって殺していきます(始め見た時はかなり衝撃的(゚д゚ノ))。でも、この虫生命力が強く、頭部を引きちぎってもしばらく頭のない体だけの状態で生きてるんです。頭のない虫が服にくっつき顔に向かって登ってきた事は、あまりの怖さと衝撃で泣いてしまいました(∞≧◇≦)。
ある年の夏、今年も小遣いを稼ぐぞと、僕とすぐ下の弟ツヨシくんとで、由比の野山を駆け回ってハンティングを行っておりました。カゴいっぱいにカミキリ虫を捕まえ、由比の家の軒先で、惨殺を行っていると、由比のおばあちゃんが通りがかって、僕らの様子を見て一言
「あれ、言ってなかったけ?もう農協でその虫買い取るの止めたんだよ。」

どんまい&ツヨシ「 エ━~("O";)~━!! 」

そうです。みかんは僕らが少年の時代には、それほど儲かる果物ではなくなり、また、いろいろ安くて効果的な害虫の対策が出てきて、買い取るのは割が合わなくなっていたのです。
しかし、子供の僕らにはそんなのは関係の無い話、野山を駆け回りながら、何匹目とったーこれでいくらだーと騒いでいた高揚感が一気に失せ、しばらくポカーン(VдV)としてしまいました。あまりの落胆ぶりだったのでしょう。由比のおばあちゃんが臨時のお小遣いをくれました。
間違いなく、虫を買い取ってもらった時の合計金額よりも多い金額をくれたので、落胆からは回復しましたが、虫の屍骸をゴミ箱に集め、焼却炉に捨てるまでの間、なんとも言えない気分でした。


時として、努力報われない事って誰もが経験しますよね? それまでの高揚感が一気に冷め、落胆のどん底に突き落とされる事ってありますよね?その時は、なんで、二度とこんな目に会いたくない(*。′口`。*)って思ったりもします。けど、それも時が経つとなんだか懐かしく大切な思い出になっているんですから、不思議ですよね。


今回はちょっと行けば、山や川、自然に触れ合えるそんなお部屋のご紹介です。

御殿山は清水区屈指のお花見スポット(2LDK)
東照宮にイチゴ狩り、日当たり良好2LDK
天女も舞い降りた三保の松原(メゾネット2LDK)
夏のわらしな川はBQQで大賑わい(1LDK)
安倍川河川敷でスポーツ三昧(1LDK)


それでは、本日の一言
皆さんも学校の先生に言われたことありませんか?
「腐ったミカンが箱の中に一つあると、他のミカンまで腐ってしまう!」

店舗情報

店舗名
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所在地
〒420-0043 静岡県静岡市葵区川辺町2-5-7
定休日
水曜日(祝祭日は営業)
営業時間
AM10:00〜PM6:30

ご来店、電話・メールでのお問合せを
お待ちしております。