2009年07月24日(金)
我輩と猫の話である その2
こんにちは、『どんまい!マインド』です。
昨日から、全6回の内容で続きもののブログを書いてます(##^0^)//。久しぶりのブログ更新と言う事で、かなり飛ばしてます。というわけで、本日お初でご来観頂いた方は、ぜひ、昨日アップ分から読んでくださいね!!┌(_ _)┐。
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Chapter 1 道の向こう側
突然ですが、帰巣本能という言葉を知っていますか?動物が遠く離れた場所から、自分の巣などに帰ることができる能力のことをそう呼ぶのですが、猫も動物です、この本能があるらしいのです。だから、引越などをした際は、猫などはしばらく放し飼いにせず、しっかりとリードでくくっておく必要があります。なんで、突然そんなことを言い出したかというと、この帰巣本能をムックが中途半端にもっていたために、とある事件が起きたからなのですが、、、。
ムックは生まれてから数ヶ月間は親、兄弟と一緒に“生家”で暮らしていました。家に来たばかりの頃は、リードをいつも付けていましたが、トイレの時などは、リードが邪魔で怪訝そうな顔をしているムックの様子に、いつの間にかリードをはずしておく事が多くなりました。
数週間経ったとある日、ムックが家の敷地内から出て、静岡清水線(通称、北街道)という結構な交通量のある道路の脇にポツンと座り、行きかう車を見ていました。下手したら車に轢かれかねないその状況を目撃し、危ないと思った近所のガラス屋のおばさんが、ムックを抱きかかえ家まで届けてくれました。そして、何回かそんな事があったのです。たぶん、ムックはその道を渡りたかったんだと思います。なぜなら、その道を渡った方角に生家があったからなんです。帰巣本能が、親兄弟のいる家に帰らせようとしていたんだと思います。
そして事件が起こったのです。いつもなら夕食の時間になれば姿を現すムックがその日は一向に戻ってこない。そして、次の日の朝になっても姿が見当らないのです。道を渡り、生家に帰ったのかもと、その家に聞いて見ましたが、帰っている様子は、ありませんでした。アカリは車に轢かれたのかな、野良犬に襲われたのかな?と心配で心配で仕方ない様子。手分けして町内中を探しましたが、姿は見当らず、次の日も、その次の日も、ムックは姿を現しませんでした。ムックの寝床のゲージはとりあえず倉庫に仕舞われ、誰もがもう帰ってくることは無いだろうと思い、あきらめ始めていました。
ムックがいなくなってから2週間が経とうとしたとある日の夜6時頃、アカリとお袋が何やらいつもよりも騒々しく帰ってきました。そして、玄関の扉を開けた瞬間、「ムックがいたよー」と大声が家中に響きました。皆が、ドタバタと玄関にいくと、見つかった事が相当嬉しかったらしく、アカリが、泣きじゃくりながら、汚らしくなったムックを抱いて家に入ってきました。すぐに嫌がるムックを風呂場でごしごし洗い、ドライヤーをかけてやると、見事に真っ白なゴージャスな姿に。2週間近くにわたるムックの放浪の生活に終止符がうたれました。
アカリの話によると、ムックは積み上げられていたゴミの山の上にポツンと座っていたそうです。車だったので一瞬通り過ぎそうになったけど、「あれっ?」と思い慌てて引き返して、「ムック」と声をかけたら「ミャー」と一言、答えたそうです。
ムックのいた場所は、家と生まれた家のちょうど中間ぐらい。子猫のしかも少し時間が経ってしまった<帰巣本能>では家にたどり着く事が出来なかったんでしょう。
その2週間、彼がどんな思いで路上生活を送っていたかは本人しか知り得ませんが、苦労した事だけは僕らにも分かりました。失踪の前は家でお腹を上にだして無防備に寝ていたのが、見つかった後、数週間は、ふせの姿勢でいつでも警戒して寝ていました。
また、この頃から、世渡り上手にもなり始めました。人が、自分のことを「かわいい」って言おうものなら、「ミャー」って鳴いて近寄っていくのです。たぶん、路上生活中、エサにありつくために覚えたんでしょう。自分の容姿がいいこと。そして、人を見てもすぐ逃げずに、相手の出方をみて、好意的だったら、こちらも好意的にすると、エサにありつく事ができる、とそこまで考えていたとは思えませんが、僕が見ている限りでは、その事を承知したようにムックは振る舞っていました。
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ここからはCMです。
静岡支店では、新築アパートの入居者を募集しております。
昨日はカップル・ファミリー向けのご紹介でしたが、本日は単身向けのお部屋のご紹介になります。
→→この物件にご興味のある方、クリックして下さい。←←
電話・メールでのお問合せもお待ちしております。
それでは、本日の一言
最近の夏の最高気温のトップは2007年8月16日の埼玉県熊谷の40.9度ι(´Д`υ)。
できる事なら、今年の夏は、『最高気温更新』なんてしてくれませんように(/ ̄^ ̄)/。
昨日から、全6回の内容で続きもののブログを書いてます(##^0^)//。久しぶりのブログ更新と言う事で、かなり飛ばしてます。というわけで、本日お初でご来観頂いた方は、ぜひ、昨日アップ分から読んでくださいね!!┌(_ _)┐。
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Chapter 1 道の向こう側
突然ですが、帰巣本能という言葉を知っていますか?動物が遠く離れた場所から、自分の巣などに帰ることができる能力のことをそう呼ぶのですが、猫も動物です、この本能があるらしいのです。だから、引越などをした際は、猫などはしばらく放し飼いにせず、しっかりとリードでくくっておく必要があります。なんで、突然そんなことを言い出したかというと、この帰巣本能をムックが中途半端にもっていたために、とある事件が起きたからなのですが、、、。
ムックは生まれてから数ヶ月間は親、兄弟と一緒に“生家”で暮らしていました。家に来たばかりの頃は、リードをいつも付けていましたが、トイレの時などは、リードが邪魔で怪訝そうな顔をしているムックの様子に、いつの間にかリードをはずしておく事が多くなりました。
数週間経ったとある日、ムックが家の敷地内から出て、静岡清水線(通称、北街道)という結構な交通量のある道路の脇にポツンと座り、行きかう車を見ていました。下手したら車に轢かれかねないその状況を目撃し、危ないと思った近所のガラス屋のおばさんが、ムックを抱きかかえ家まで届けてくれました。そして、何回かそんな事があったのです。たぶん、ムックはその道を渡りたかったんだと思います。なぜなら、その道を渡った方角に生家があったからなんです。帰巣本能が、親兄弟のいる家に帰らせようとしていたんだと思います。
そして事件が起こったのです。いつもなら夕食の時間になれば姿を現すムックがその日は一向に戻ってこない。そして、次の日の朝になっても姿が見当らないのです。道を渡り、生家に帰ったのかもと、その家に聞いて見ましたが、帰っている様子は、ありませんでした。アカリは車に轢かれたのかな、野良犬に襲われたのかな?と心配で心配で仕方ない様子。手分けして町内中を探しましたが、姿は見当らず、次の日も、その次の日も、ムックは姿を現しませんでした。ムックの寝床のゲージはとりあえず倉庫に仕舞われ、誰もがもう帰ってくることは無いだろうと思い、あきらめ始めていました。
ムックがいなくなってから2週間が経とうとしたとある日の夜6時頃、アカリとお袋が何やらいつもよりも騒々しく帰ってきました。そして、玄関の扉を開けた瞬間、「ムックがいたよー」と大声が家中に響きました。皆が、ドタバタと玄関にいくと、見つかった事が相当嬉しかったらしく、アカリが、泣きじゃくりながら、汚らしくなったムックを抱いて家に入ってきました。すぐに嫌がるムックを風呂場でごしごし洗い、ドライヤーをかけてやると、見事に真っ白なゴージャスな姿に。2週間近くにわたるムックの放浪の生活に終止符がうたれました。
アカリの話によると、ムックは積み上げられていたゴミの山の上にポツンと座っていたそうです。車だったので一瞬通り過ぎそうになったけど、「あれっ?」と思い慌てて引き返して、「ムック」と声をかけたら「ミャー」と一言、答えたそうです。
ムックのいた場所は、家と生まれた家のちょうど中間ぐらい。子猫のしかも少し時間が経ってしまった<帰巣本能>では家にたどり着く事が出来なかったんでしょう。
その2週間、彼がどんな思いで路上生活を送っていたかは本人しか知り得ませんが、苦労した事だけは僕らにも分かりました。失踪の前は家でお腹を上にだして無防備に寝ていたのが、見つかった後、数週間は、ふせの姿勢でいつでも警戒して寝ていました。
また、この頃から、世渡り上手にもなり始めました。人が、自分のことを「かわいい」って言おうものなら、「ミャー」って鳴いて近寄っていくのです。たぶん、路上生活中、エサにありつくために覚えたんでしょう。自分の容姿がいいこと。そして、人を見てもすぐ逃げずに、相手の出方をみて、好意的だったら、こちらも好意的にすると、エサにありつく事ができる、とそこまで考えていたとは思えませんが、僕が見ている限りでは、その事を承知したようにムックは振る舞っていました。
<<明日に続く>>
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ここからはCMです。
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昨日はカップル・ファミリー向けのご紹介でしたが、本日は単身向けのお部屋のご紹介になります。
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それでは、本日の一言
最近の夏の最高気温のトップは2007年8月16日の埼玉県熊谷の40.9度ι(´Д`υ)。
できる事なら、今年の夏は、『最高気温更新』なんてしてくれませんように(/ ̄^ ̄)/。
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